コロナ禍以降、資材の高騰や円安、海外マネーの流入など様々な要因で相場が大幅に上昇した日本の不動産ですが、2025年以降の不動産市況の推移を予想してみました。
相場上昇の要因の一つである木材やコンクリートなどの建築資材の高騰に加えて、人手不足により人件費が更に上がる見通しであることから建築コストは上がる一方です。
一方で金利の上昇は限定的にとどまり、住宅ローンへの影響は低いものと考えております。
不動産の価格は基本的には需要と供給のバランスで決まります。
価格が大幅に高騰しているのは主に都市部や利便性の高い一部のエリアにとどまっており、そういったエリアは相場上昇(高止まり)がまだしばらく続くでしょう。
その一方で、人口が減り過疎化や高齢化が進んでいる地域での価格は上がっておらず既に供給過剰になっているというのが現状です。
よって、2025年以降はますます相場が上昇(高止まり)する都心と相場が下落傾向の郊外で『二極化』がより顕著になってくると予想しております。
当社としては、需要が底堅く安全資産と言われる日本の不動産を通じて皆様に付加価値を提供できるよう引き続き誠心誠意努めてまいります。
不動産に関するお悩み事がありましたらお気軽にお問い合わせください。